大家族で育ったので1人部屋が憧れでした

姉が3人兄が2人で、一番下が私と言う6人きょうだいの末っ子として生まれました。
その頃は祖父母の家に住み、合計10人で暮らしていました。
祖父母の家は5LDKの一戸建てでしたが、さすがに10人もいると窮屈で、荷物も沢山あって大変でした。
それでも楽しい毎日で、騒がしいと思う事もありますがなくてはならない空間でした。

しかし私が17歳の時に、さすがに体の大きな人間が10人も居ては身動きが取れないからと、私達家族で住む新しい家を買う事になりました。兄の知り合いのハウスメーカーさんの営業の方に地元の物件を紹介してもらいました。
中古ですが割と綺麗な外観、内装の庭付き2階建てで、丁度良い機会だからと成人した姉や兄は1人暮らしを始めたので、やっと私だけの1人部屋がもらえました。

それまで1人部屋なんて全くなかったので、本当に嬉しかったです。
大学受験を控えていたので勉強も捗り、無事に第一志望の大学へ合格できました。
時々「寂しいな」と思う事はありましたが、他の姉も兄もまだ家にいましたから、相変わらずな毎日でした。

でもやっぱり多感な時期に1人部屋があったというのは、今考えるととても有難いなと思います。
皆で居るのは楽しいけれど1人になりたい時もあるのでそういう時は、自分だけの落ち着ける空間があると精神的にもとても良いと思います。

今はもう私も実家を出て1人暮らしをしていますが、自分だけの空間がとても心地よいです。
家は心身とも癒してくれる物、だと思っています。
いつか結婚して子供ができたら、子供だけの落ち着ける1人部屋を絶対に作ってあげようと思っています。