せまくて寒かった私の部屋

現在借家暮らしをしているんですけど、私は家に対して大きな理想と執着があります。
昔、私が住んでいた実家は両親が結婚した時に建てた小さな平屋建てでした。兄弟が多かった私はその小さい家で部屋を与えられることがなく、自室を持っている友人をいつも羨ましく思っていました。姉が中学に上がる時に二階建てに増築すると父は約束してくれたのですが、それは少し違う形で叶うことになります。二階にするにはいろいろ手続きや手間がかかるということで、私の夢だった階段はなくなりさらに出来た部屋は十畳くらいのプレハブでした。しかも半分は物置で、残りを妹とわけて使わなくてはいけないのです。基礎がなくコンクリートの上に建ててあるその部屋はほとんど外と気温が変わらず、冬は電気毛布を付けても寒くて眠れないほどだったのですが、それでも私は自分の部屋で過ごしたくて寒さを我慢していました。
そんな経験からいつか大人になったら二階建ての自分の家を持つのがずっと憧れでした。自分の子供たちにも家の思い出が今の狭い借家だけになってしまわないように、早くその夢を叶えられるように今は頑張って貯金に励んでいます。